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M&A 後継者問題


譲渡企業A社

業種:電気制御盤等製作設計

 

譲渡理由:後継者不在

譲受企業B社

業種:ソフトウェア開発

 

譲受目的:人材・ノウハウの獲得



A社は電気制御盤などの設計製作を生業とするメーカー。長年積み上げた実績と信用に加えて、技術力に対する評価は高く、安定した経営を続けていた。しかし、現社長の後を担う経営者候補がおらず、後継者問題が社長の悩みの種であった。

また、A社は、従業員の高齢化も進んでおり、今後、十年、数十年後先の経営を見据えた時、会社全体が活性化するような「発展的な承継」が必要だと感じていた。

 

一方B社は、制御システムのソフト開発を行う企業。B社は、若い人材が豊富でバイタリティに溢れていたが、経験値の高い人材が不足していた。

 

事業面ではB社が得意とするソフト面での開発に加え、A社のハード面の製造を合わせて顧客に提案できるという高いシナジー効果が見込まれる。また人材面では、A社にとっては企業の若返りや技術承継ができ、B社にとっては経験豊富な人材をA社から取り込める。事業面や人材面など、様々な面で補完し合える関係にあり、双方にとって魅力的な相手先であった。

そのため、すぐに株式譲渡の合意に至った。